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八十八夜の意味と茶摘みとの関連は?

   

茶摘み

手遊びの一つ、茶摘みの歌にも出てくる八十八夜と言う言葉ですが、実際に歌詞の中には入っているのを知っていても意味までは分からないと言う人も少なくありません。

では実際にはどういった意味なのでしょうか、またどういう由来があるのでしょうか。

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元々、日本には雑節という物がありました。

これは二十四節気や五節句など意外に、季節の変わり方を的確に把握する為に作られた暦の事を言います。

八十八夜はそんな雑節の一つで、立春を1日値目として計算して88日目の事を指します。

とはいっても立春は毎年同じ日では無い為、八十八夜も同じ日ではないので注意は必要です。

ちなみに、大体毎年2月4日頃が立春、5月2日頃が八十八夜となります。

どうしてその様な名前になったの?

元々人は暦に合わせて作物を育てたりしてきました。

ただ実際には二十四節気だけではなかなか作物のタイミングを図る事が出来ず、目安となる物がもう少しできる方が便利だと考えるようになったのです。

そこで考案されたのが雑節です。

二十四節気は中国の戦国時代に作られた暦なのですが、雑節は日本独自の暦となっています。

ただ、暦と言うことであれば数字を使わなくても良いのではないか、と思う人もいるでしょう。

実はそこにも農業が深く関係しています。

八十八と言う文字を分解して組み合わせてみると、米と言う感じになると言う事は良く知られている事です。

米は成長して刈り取るまでに大体八十八以上の手間がかかると言われており、農家の人は手を掛けて大切に育てています。

また農業を行う人にとっては、米と言うのは大切な物の一つと言う所からも、八十八日目となる日は特別な日と言う風にされました。

また別れ霜霜や茶摘みなどの時期にも関係してくる為、八十八夜、と言う言葉が生まれました。

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茶摘みとの関連は?

一見ただ日数を表現している言葉にも見えますが、実際には作物を作る人にとっては季節が大きく変わる時、また茶摘みのシーズンが到来する時と言ったような感じで深く関わり合っている日となっています。

勿論現在ではあまり暦自体を使わない人も多く、八十八夜自体茶摘みの歌に出てくるワンフレーズだと思っている人も少なくありません。

しかし実際にはその言葉には意味がある事、またそうした言葉にはそれが付けられた由来と言う物があると言う事も知っておいて損はない事だと言えます。

茶畑

ちなみに、茶摘みの歌からは八十八夜を迎えると日本全国様々な所で茶摘みが行われると言うイメージを抱いている人がいるかもしれませんが、実際にはそうではなく新茶の季節と言うのはその場所によっても大きく違って来ます。

その為、温暖な気候の場合は大体八十八夜を境に茶摘みが行われる場合もありますが、寒冷な気候の場合はもう少し暖かくなってから茶摘みが行われると言うのが一般的です。

従って、八十八夜自体は茶摘みの日を決める日と言うよりは、季節の変わり目をうまく感じる目安の日の一つだと理解しておくと良いでしょう。

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