本祭は1年置き!2016年の神田祭は例大祭が行われる!
2016/03/12
古本の町としても有名な東京の神田ですが、春には神田祭というお祭りが催されることをご存じでしょうか。
神田祭とはどんなもの?
神田祭は『日本三大祭り』にも数えられているお祭りです。
神田明神で行われるお祭りでもあり、2年に1度本祭が行われています。
神輿などが神田や日本橋といった界隈を練り歩くというものです。
神田祭の行われる神田明神は、天平2年(730年)に今の大手町に建てられました。
そして、その後元和2年(1616年)になると江戸城の裏鬼門を守護する土地として、今の神田の地に移ってきたのです。
ちなみに、神田明神は平将門を祀ったこともある由緒ある社でもあります。
ただ、神田祭の起源などははっきりとわかっていないということです。
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2016年の神田祭はどのようになっているの?
実は、神田祭は西暦の奇数年が本祭りであり、偶数年は陰祭と言って、例大祭のみが行われるという仕組みになっています。
2016年の今年は偶数年ですので、例大祭だけとなるということです。
例大祭は常に5月15日と決まっています。
2016年は日曜日です。例大祭のみの今年ではありますが、それでも人出は多いと予想されます。
それに、神幸祭といった巡行が行われませんので、交通規制が敷かれるということはないようです。
例大祭に行かれるなら、首都高速都心環状線の神田橋出入り口を利用するか、首都高速1号上野線の上野出入り口を利用するという手段もありますが、とても混みあうことが考えられますので、電車でおいでになるのがおすすめです。
丸ノ内線だと御茶ノ水駅の聖橋口をでて歩いて5分ほどで到着できます。
さらに、銀座線だと末広町駅から徒歩5分ほどとなっています。
日比谷線の秋葉原駅からも7分ほど歩くと到着できるでしょう。
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今年は例大祭!どんなことが行われるの?
例大祭では、神社において祈願が行われたり、巫女による奉納舞、そして神楽などが行われます。
厳かな雰囲気といった感じでしょうか。
この例大祭は、神様に向けての奏上が行われるという意味合いがあるのです。
神田祭の本祭があるなら行事はどんなものがある?
ここで、本祭がある時の神田祭の行事についてご紹介いたします。
神田祭は6日間にわたって行われるのです。
2015年の例で言いますと、初日の7日に行われる鳳輦神輿遷座祭に始まり、最終日は15日の例大祭で幕を閉じるといった具合でした。
中でも『神幸祭』が一番の見どころと言えるでしょう。
神社の神主などが平安時代の装束で鳳輦や神輿などと一緒に練り歩くというものです。
午前8時に神田明神を出発し、午後7時頃に神田明神に戻るという行程であり、1日中練り歩くという行事なのです。
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