理想の睡眠時間を知って健康になろう!
人間の三大欲求の1つに睡眠欲があります。平均的に約8時間の睡眠が健康には良いとされていますが,時間だけではなく睡眠の質も非常に重要です。
睡眠不足や質の高い睡眠が出来ないことで,体調不良になってしまったり,別の病気になってしまったりすることもあります。
ここでは,より良い睡眠について様々な観点から考えていきます。
参考にして頂ける部分が少しでもあれば幸いです。
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より良い睡眠のために!3つの解決策を紹介します
日本では睡眠について5人に1人が何らかの悩みを抱えていると言われています。眠れないと悩んでしまい,寝られない自分自身を責めてしまうことも。
ここでは,より良い睡眠をするための3つの方法をご紹介します。
(1)日光をあびましょう
太陽の光と睡眠にはとても深い関係があります。
朝起きたとき,日光を浴びることによって,睡眠を促進するホルモンである「メラトニン」の分泌が抑制され,よりよい目覚めをむかえることができます。さらに,日光を浴びてから約15時間後,眠気がやってくるとされています。
(2)身体も心もリラックスしましょう
睡眠環境を整えるために,室温や照明を調節しましょう。室温は,夏は約27度~29度,冬は約18度~20度を目安に,照明も間接照明をつけるなどしてみましょう。
寝る前に体を温めることも大切です。人間は体温を下げるときに眠気を感じます。ですので,お風呂に入ったり,ホットミルクや白湯といった温かい飲み物を飲んだりしてみましょう。その際注意点として,コーヒーといったカフェインが入った飲み物は目が覚めてしまうので避けましょう。
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(3)睡眠薬を使う
市販されている睡眠導入剤を使ってもよいのですが,病院へ行って処方された薬を使うことをおすすめします。眠れない原因が体の問題・心の問題であることも考えられるので,お医者さんにまずは相談してみましょう。
睡眠時間が少ないと大変なことになる!
睡眠不足により,うつ病や睡眠障害といった病気になってしまう可能性があります。そして,睡眠不足であると,「幸せ」を感じることが難しいという結果も出ています。
OECD(経済協力開発機構)の調査では,国民が感じる幸福度と睡眠不足には密接な関係があると言われています。
・世界の睡眠事情
世界的にみると日本の睡眠時間は最低レベルであり,幸福度も最低レベルです。
諸説ありますが,平均睡眠時間が最も長い国はフランスで約9時間,2位~4位の国も8時間半睡眠に費やしています。ちなみに日本は,8時間未満で1位とは1時間以上の差があります。
・ヒューマンエラー
睡眠不足では,集中力が欠如したり,体調不良になったり・・・関連して事故が起こることもあります。これらのことをヒューマンエラーと呼び,この睡眠不足による損失を合計すると約3兆5000億円!2014年度の国家予算の約3.5%にあたるのです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは,より良い睡眠についてまとめていきました。
日本では,睡眠をとらずに仕事をしたり勉強をしたりすることが美徳とされていますが,それは間違いです。逆に睡眠不足により,起こる損失もたくさんあるのです。
良質な睡眠は幸福へとつながっていきます。
量・質ともに良い理想の睡眠を目指し,体も心の健康になりましょう!
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