いつまでに渡す?バレンタインに「逆チョコ」を成功させよう
2016/11/10
近年の2月14日のブーム
女性から男性へ愛の告白とともにチョコレートを送った時代は終わり、2000年代後半には友人に贈るもの、自分のために買うものなど様々な進化を遂げてきました。
そして近年流行っているのが「逆チョコ」です。すなわち男性から女性に贈られることです。
バレンタインデーばかりは、日本では女性にイニシアチブがある日。そんな中勇気を出して贈ってくれるなんて、嬉しいサプライズですよね。
しかしそれを成功させる必要があります。今年こそは好きな女性に渡して、ハッピーのお返しが戻って来るコツをお教えします。
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2月14日の歴史
バレンタインの歴史は古くローマ帝国時代の269年(270年という説も)に殉教した聖ヴァレンティヌスに由来する記念日が起源と言われます。
当時古代ローマでは、2月14日は女神ユノ(ジュピターの妻で、結婚・家庭を司る最高の女神)の祝日で、翌日から春の訪れや豊穣を祝う「ルペルカーリア祭」というお祭りが開催されていました。
この祭りでは女性が前日に自分の名前を書いた札を入れた桶が運ばれ、男性が引き、その二人が祭りの間はパートナーとして一緒にいることが定められていました。
このまま婚姻するカップルも多かったようです。しかしローマ皇帝のクラウディウス2世は、想い人を故郷に残していると、兵士の士気が落ちることを懸念し、戦場に出たがらない兵士が出てはいけないという理由で、ローマ兵士の婚姻を禁止しました。
ヴァレンティヌス(英語読みでバレンタイン)は、そんな若者たちを哀れみ、秘密に兵士を結婚させますが皇帝の耳に入ることとなり、怒りを買って処刑されてしまいます。
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愛の誓いの日
その後ルペルカーリア祭自体が廃止されることになります。これにより、それまでは司祭の死を敬い悼む宗教の祭日でしたが、それ以降恋人たちが愛を確かめ合う、若者が愛の告白をして、贈り物をする日になったということです。
日本では女性が男性に告白する日になっていますが、世界的にはどちらから告白しても贈り物をしても問題ない日。勇気を出して大好きな女性に逆チョコを贈りましょう。
贈り方でポイントアップ
まずは贈りたい相手との立場を考えてみます。ただの友人関係であれば、いきなり手作りのものだと引かれてしまいます。
また高級なものが多く入っている、明らかに高額だと気付かれるものも避けましょう。
微妙な関係であれば「さりげなさ」で関心を引くことが大事です。好きですという気持ちを全面に出してしまうと逆効果になります。
この場合は、高級だけど大きすぎず、珍しい可愛いチョコがいいでしょう。もらった女性が思わず笑顔になるもの。選べない場合はお店の人に選んでもらうのも得策です。
渡し方もスマートに。大勢いる中で、彼女だけを呼び出して渡すなどは避けましょう。こちらも「さりげなさ」が大事。「いつも有難う、可愛いものを見つけたから。」とか「おやつにどうぞ。」などと、そっと渡すことが大事です。
くれぐれも重たい言葉や、ぶっきらぼうすぎる態度は控え目に。ハッピーのお返しが返ってくることが目的であることを忘れないで下さいね。
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