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節分に行う「豆まき」。投げ方、種類、食べる数は?

      2016/11/06

鬼のお面と豆

季節の節目に行う行事

節分は春夏秋冬、新しい季節を迎える前日の事をいい、24季節72気候のうちの「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日を意味します。

しかし旧暦では「立春」から新しい年が始まっていたため様々な行事が行われるようになり、室町時代頃にはその前日の節目を重んじるようになりました。

今でいう「お正月」と「大晦日」です。その大晦日に新年の福を招くために邪気を払う行為として根付いたのが「豆まき」です。

「福を招いて、邪気を退治する」もの。しかし、その投げ方や豆の種類などにも様々な由来と作法があるなら、知らずにまいていることは本来の目的を達成していないことかも。せっかく行うのですから、当たり前ですが正しい方法じゃないと意味がありませんね。

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その歴史と由来

毎年2月3日になると、各神社仏閣で大々的に「節分追儺(ついな)」行事が執り行われています。追儺の「儺」は難と同様の意味を持ち、駆疫の意味を表します。

昔は節分と豆まきは同じ日に行われていたものではありませんでした。時節の変わり目に行われていた厄除け行事は、宮中では大々的に大晦日の夜の年越し行事として、追儺が行われていました。これは「徒然草」にも紹介されています。

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魔目(マメ)まきは「豆打ち」と言って「宇多天皇(887~897)」の御代に鞍馬山の鬼が都に出てきたので、三石三斗の豆を投げて追い払ったという言い伝えから始まったとか、中国・漢の時代に小豆や五穀を投げて鬼気を払う習慣があったことからきているとも言われます。

この二つの行事が重なり合って今日の行事になったようです。大豆は五穀の一つで「穀霊」が宿るとされており、現在でも神事に用いられるものです。

穀霊で邪気を払い「魔を滅する(魔目)」に通じていると考えられ鬼の目に大豆を投げて退治した話があります。そしてこの際に使用する豆は炒り豆でなければなりません。

生の豆を使い、拾い忘れた豆から芽が出ると縁起が悪いとされているからです。

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投げ方・食べる数ご存知ですか。

まずは「福豆(炒った大豆のこと)」枡や三方に入れて神棚に備えましょう。三方は三宝ともいい、神棚に御供え物をする器で折敷の場合は直接御供え物を置かず懐紙を一枚置きます。

懐紙も折り方が違うと縁起の悪い「忌み事」になるので気を付けましょう。鬼は真夜中にやってくるといわれるので、夜が適しています。

手のひらの中にある豆

家族全員の邪気を払う行事ですから、全員が集まって始めましょう。まくのは「一家の主」や「年男・年女」などです。奥の部屋より順に部屋の戸や窓を開け外に向かって「鬼は外」とまいたあとは、邪気が戻って来ないように素早く閉めて、部屋の中に向かって「福はうち」とまきましょう。

玄関まで撒き終った後は1年の厄除けを願って自分の年齢よりも1個多い豆を食べます。高齢になると豆の数も増えるので「福豆茶」を飲んでもかまいません。

地方によっても様々ですが、新年の福を取り入れる行事。是非楽しみたいですね。

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