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男たちのパワー炸裂!2017年黒石寺・蘇民祭の見どころ

      2016/11/03

祭りかつて、JR東日本がポスターを掲示することを拒否したということで話題になった「蘇民祭(そみんさい)」。

ふんどし姿のひげ面の男性がほえている姿が映ったワイルドすぎるポスターのインパクトはものすごく強烈で、いったいどんなお祭りなのか気になりますよね。

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蘇民祭の歴史は?

岩手県にある天台宗・黒石寺(こくせきじ)で行われる蘇民祭は、東北各地に分布している蘇民将来信仰を代表するお祭りです。

岩手県では10カ所で蘇民祭が行われますが、奥州市水沢の黒石寺で行われる蘇民祭が最も歴史が古く大規模な祭事です。

伝承によれば、蘇民将来は貧しかったのですが、神に宿を貸したお礼に厄病から逃れる方法を教えてもらったそうです。

蘇民将来と書いた護符は、災厄を免れ、厄病を除くと信じられています。蘇民祭は蘇民信仰が由来となって行われるお祭りで、黒石寺では1100年以上続く伝統行事でもあります。

岩手県内で行われる蘇民祭は、黒石寺にかぎらず選択無形民俗文化財です。日本三大奇祭、日本三大裸祭りの一つに数えられています。

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みどころは?

黒石寺蘇民祭の内容は、「裸参り」「柴燈木登り」「別当登り」「鬼子登り」「蘇民袋争奪戦」の5つです。

裸参りでは、願い事を書いた角灯を持った男たちが瑠璃壺川へ向かい、氷を割った川の水を手桶で自らにかけて身を清めた後「ジャッソウ」「ジョヤサ」という掛け声と共に妙見堂まで行って祈願しまた川へ戻る、この一連の動きを9回も繰り返します。

氷点下の中でこれだけでも拷問のようですが、続く柴燈木登りでは、丸太を半分に切って2mほどに積み重ねたところに火をつけ、ふんどし姿の男たちがこの台の上に登って我慢比べをします。

こうやって火の粉で身を清めるのです。次に別当登りです。別当は住職のことで、護摩焚きが始まります。

鬼子登りでは、寺の檀家の数え年7歳の男の子2人に麻の衣を着せて、木槌と木斧を持ち、逆さにした鬼の面を背負わせその子供たちを大人が背負って薬師堂に登ります。

盛り上がるクライマックス!

祭りのクライマックスが蘇民袋争奪戦です。薬師堂の格子戸に登ったふんどし姿の男たちが「蘇民袋」という麻袋を奪い合います。

袋の締め口部分を最後に握った人が取主と呼ばれ、栄誉と商品がもらえます。袋をめがけて突進する裸の男たち!その熱気とパワーに圧倒されます。

見物人まで巻き込んでもみくちゃです。格子戸の上で待ち構えていた人も次々にダイビングアタックを仕掛けます。

周囲には消防車に救急車にパトカーまでスタンバイするほどの激しさです。実は、このお祭りには男性であれば誰でも参加できます。

参加する人は必ずふんどしと足袋を持参しましょう。水を浴びた後、濡れた足袋をそのまま履いていると足の裏が凍ります。足袋は2、3足持っていきましょう。

2017年の蘇民祭の日程は未定ですが、2月中夜10時頃から翌朝7時頃まで夜を徹して行われます。

  • 国道は全面駐車禁止なので注意して下さい。
  • 駐車場は黒石寺向かいにありますが、混雑状況も併せて調べておきましょう。
  • JR水沢駅からは臨時バスが運行されます。
  • 車でのアクセス方法は、東北自動車道水沢ICから車で30分です。

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