いろいろ情報局

様々なお役立ち情報を紹介しています

鏡開きの由来と意味、正しい作法は?

      2016/10/16

餅

お正月の飾りにつかわれる鏡もち、新年に行われる『鏡開き』とは、いつ、何のために行われるのでしょうか。

その由来をご存じでしょうか。

スポンサーリンク

 

鏡開きの由来と意味

鏡開きでは、毎年1月11日に、年末から飾っていた鏡もちを下げることをいいます。

下げたおもちは、その後、お雑煮やお汁粉などにして家族全員で食べます。

鏡もちの「鏡」ですが、昔は丸くて平らなものを「鏡」と呼んでいました。

まるい形のもちが銅鏡に似ていることと、鏡には神様が宿ると考えられていました。

鏡もちは、三種の神器の1つにもなっているように神様と人間とを結んでくれるものだったのです。

年末から、1年を無事に過ごせた感謝の気持ちをこめて飾られる鏡もちには、その年の年神様が依り代として宿られます。

1月7日まで、その家の鏡もちで寝食をして行かれます。

年神様の宿っている期間を「松の内」といいます。

神様の宿っていらっしゃったおもちを食べることは、特別な力を持ったおもちを食べることです。

感謝の気持ちを持って、健康や幸福など、無病息災を祈ります。

ただし、地方によって鏡開きの日は違っています。

関西では1月15、20日、京都の一部では1月4日に行われます。

15日のどんど焼きと一緒に食べる風習があったり、道場などでは、鏡開きの日に初稽古をしてお汁粉をふるまう風習が残っているところもあります。

地域や場所によって、風習も様々です。

スポンサーリンク

 

鏡開きの正しい作法

それでは伝統的な鏡開きのやり方、作法です。

お供え物のおもちに包丁などの刃物を使うのは、神様に失礼とされていることと、切腹を連想させるという理由で禁止されています。

正しいやり方は、木づちや金づちで割るのが習わしです。

少しずつひびが入るように叩いて、最後は勢いよく割ります。

木づち

鏡割りと言われることもありましたが「切る」「割る」など、縁起のよくない言葉を避けて「鏡開き」という言葉が使われるようになりました。

「開く」は末広がりを意味する縁起のいい言葉です。

鏡開きは、もともと戦で戦う武士たちの家から始まった行事でした。

そのため「死」を連想させるものは出来るだけ避けるように、と気を使っていたため、開くという言葉を使うようになったと言われています。

鏡開きの風習が、農民に広まるとその年の収穫された米で作られた鏡もちを「1年の収穫の感謝の気持ち」を込めてかざるようになりました。

現代の鏡開き

ところで、この「鏡開き」は、かなり力のいる作業になります。

昔の人は、きっと日ごろから鍛えていたり、力仕事も多かったでしょうから、木づちでもおもちを割ることができたかもしれませんが、特に女性が1人でするとなると、とてもむずかしいですよね。

それでも、刃物をつかってはいけません。

ですので、出来ない時は、半日ほど前から水につけておくとやわらかくなりますので、手でちぎって料理をしましょう。

また、切ったり割ったりする前に、電子レンジにかけてもやわらかくなります。

正しい鏡開きで、年神様に感謝の気持ちを持ちながら、新年を迎えましょう。

スポンサーリンク