ペットボトル加湿器の加湿効果や衛生面、おすすめの置き場所は?
2016/09/25
空気が乾燥しやすい時期に活躍するのが加湿器ですが、最近ではコンパクトなペットボトル加湿器に注目が集まっています。
そこで今回は、ペットボトル加湿器の効果や衛生面などについて紹介するので、使ってみたい方は目を通してみて下さい。
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ペットボトル加湿器とは?
ペットボトル加湿器というのは、水を入れたペットボトルを利用した加湿器のことです。
コンパクトサイズなので持ち運びにも便利です。
また、ペットボトルをこまめに取り換えるだけなのでお手入れも簡単です。
主に、加湿器の本体があってペットボトルを差し込むものや、立てたペットボトルの口に加湿器を備え付けるものなど種類も様々です。
ペットボトル内の水に熱を加えて蒸気を発生させるスチーム式や、ペットボトル内の水に振動を与え、霧のような蒸気を発生させる超音波式があります。
加湿効果
商品によって加湿効果に差があるので、実は一概には言えません。
一般的には、大体加湿できる範囲は狭い場所に限られ、天井が高いと更に狭い場所しか加湿できませんが、大体畳1畳分から6畳の広さまで加湿効果があります。
また、500mlのペットボトルに水を一杯まで入れれば、約2時間から10時間は加湿可能です。
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衛生面は?
一般的な加湿器というと、タンクに水を入れたままにしておくので雑菌が繁殖しやすいのでこまめなお手入れが必要です。
ペットボトル加湿器は、据え置きのタンク式加湿器に比べると水に雑菌が繁殖しにくいとされているので、割と衛生的だと言えます。
また、メンテナンスと言ってもこまめにペットボトルを交換すればより清潔な状態が保てるし、水蒸気の吹き出し口や水が溜まる箇所をささっと掃除するだけなので、お手入れの手間もかからずとても楽です。
特にスチーム式は、水を熱して水蒸気にしているので高温のため、カビや雑菌なども繁殖しないし、水蒸気に雑菌が入るということもありません。
更に、通常水に含まれるミネラルやカルキといった成分が気化しても、粉が飛び散ることもなく、据え置き型と違ってフィルターがないので交換する必要もありません。
一方超音波式は、スチーム式に比べると熱を使わない分多少なりとも雑菌が繁殖する可能性があり、水滴がつきやすのでそのままにすると水分中のカルキのせいで、白く汚れが付着することがあります。
こうしてみると、スチーム式の方がより多少高いですが衛生的だと言えるので、衛生面が心配だという方はスチーム式がおすすめです。
置く場所
冷たい空気は下の方に溜まりやすいので、床の上にペットボトル加湿器を置いてしまうと、部屋全体の湿度も上がりにくくなります。
置き場所としては、人に蒸気が届きやすいダイニングのテーブルやリビングのサイドテーブルの上が最適です。
ただパソコンやテレビなどの電化製品に蒸気があたると故障の原因になるし、カーテンや壁などに近づけると蒸気によりカビや雑菌が繁殖する可能性もあります。
電化製品や壁、カーテンからは30センチ以上は離すことが大事です。
更に、エアコンの風が直接あたる場所も、加湿効力が落ちてしまうので避けましょう。
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