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ひな祭りの歌!うれしいひなまつりの歌詞の由来とは?

      2017/01/16

雛祭りの太鼓

ひな祭りの季節が近づいてくると、スーパーなんかでも販促のためにひな祭りの歌が流されますよね。

あれ、正しくは「うれしいひなまつり」って言うんですね。

歌詞の最後で言う「今日はうれしいひなまつり」をそのまま歌の名前にしてるわけですね。

分かりやすいというか安易というか・・・。ところでこの「うれしいひなまつり」、その題名通りさらっと聞いた限りでは歌詞そのものは楽しげなんですが、それに反して曲そのものは短調で、何だか暗い音楽ですよね。

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調べたところ、日本の唱歌の多くは日本古来から使われてきた「ヨナ抜き音階」という音階で作曲されているそうで、これは「ド」から4つ目の「ファ」と7つ目の「シ」がない「ドレミソラ」の音階のことをさしているそうです(「四七抜き音階」ってことですね)。

これで作曲すると演歌や童謡のように、暗い曲になっちゃうんですね。

楽譜

ただ、このヨナ抜き音階による作曲ということを抜きにして考えても、この「うれしいひなまつり」、実はあまり明るい歌ではないようなんです。

というのも、この歌の作詞者はサトウハチローという人で、「ちいさい秋見つけた」とか「リンゴの唄」なんかを作詞した人なんですが、これを作詞したきっかけは、子供たちを引き取って離婚し、寂しい思いをさせた子供たちに雛人形を買ってあげて楽しませてあげようとして作った歌なのだそう。

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それなら子供たちを楽しませるために徹底的に明るい歌詞にしてやれば良かったのにと思うんですが、調べたところ、歌詞に出てくる「お嫁にいらした姉さまによく似た官女の白い顔」という部分は、実在したサトウハチロー氏の姉のことで、彼女は結婚が決まった矢先に結核に罹り18才で亡くなったのだそうです。

つまり亡き姉へのレクイエムが由来になっているということ。勿論サトウハチロー氏は亡くなっているので確認することはできませんが、一般にはこのように解釈されています。

ひな壇

更に言えば、この歌詞に出てくる「お内裏様」「お雛様」はどちらも男雛と女雛の両方を指すため、同じ意味の言葉を2回繰り返していること、「右大臣」とは向かって左側にいる方なので「赤い顔」をしているのは実は「左大臣」になることなどで、聞く人が勘違いをしてしまうため、サトウハチロー氏は晩年までこの歌を嫌っていたそうです。

確かに私も、これを調べるまで「お内裏様=男雛」「お雛様=女雛」、向かって右側の人が右大臣だと思っていました…。

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