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葬式でもらう塩にはお浄めの意味がある。相撲でまく塩の意味は?

      2016/08/14

葬式

お葬式に参列すると、会葬礼状の挨拶状や返礼品に塩が配られることがあります。

この塩にはいったいどういうう意味があるのか、よく分からないままに持ち帰っている方もいるのではないでしょうか?

ここでは、お葬式の際に配られる塩について調べてみました。

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お葬式で配られる「お浄め塩」の意味

お葬式で配られる塩には、お浄めの意味があり、葬儀に参列した後自宅に戻る際に、玄関先でその塩を振りかけて身体を浄めるのです。

お浄め塩の由来は非常に古く、古事記で伊弉諾尊(イザナギノミコト)が黄泉の国にいる妻の伊邪那美(イザナミ)に会いに行き、その腐敗した姿を見て驚いて逃げ帰り、海水で身を浄めたというくだりにあります。

以来日本では古くから、身近に病気や事故が起こると塩を盛り、お浄めをしてきたといいます。

塩

塩は腐敗を防ぐ働きがあるため食べ物の殺菌や保存にも使われています。

食べ物だけでなく、遺体の腐敗が進むのを遅らせるためにも使用されていたため、これらが背景となって塩をお浄めに用いるようになったと言われています。

 

塩によるお浄めは必ず行われる?

このような由来のあるお浄め塩ですが、宗旨や宗派によってはお浄め塩は必要ないという説もあります。

これは死を穢れとはとらえず、そのため葬儀の後にお浄めを行う必要なないという考え方の基づくものです。

もともと仏教では死後は仏になるという教えがあるため死を穢れとは考えられていませんでした。

しかし神仏融合の流れのなかで神道の考え方に影響され、仏教でもお浄めという行為が定着していきました。

しかし着信仰などから来る迷信の一切を否定している浄土真宗では、お浄め塩を用いない場合が多いようです。

 

葬儀だけでなく、海でお祓いをする風習のある宮古島などでは、儀式の際にお浄め塩を使うようです。

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相撲でまく塩の意味は?

ところで、相撲の取組前には力士が土俵上に大量の塩をまきますよね。

この塩も、葬儀の際に配られる塩と同じようにお浄めの意味があるのです。

土俵

相撲の起源は紀元前までさかのぼり、日本書紀や古事記にもその名前を確認することができます。

当時の相撲は柔術の起源とも言われており、足技があったりと現在の相撲とは大きく異なっているようです。

 

その後、大和、奈良、平安時代になると豊穣や豊漁を占う神事として、神社のお祭りの中で相撲を行うようになります。

そして、取組の前に占いを行う神聖な場所となる土俵を浄めるために塩をまくという風習が生まれたと言われています。

なお、現在の大相撲では三段目以下の力士は塩をまくことができません。

幕下になり、さらに時間に余裕がある場合だけ塩をまくことができるのです。

取り組みのたびにまいているようなイメージがありますが、実は塩をまくことは力士にとっては一種のステータスとも言えるることのようです。

 

また、厄介なお客が帰ったあとに「塩をまけ!塩!」などというシーンをドラマや映画で見たことがある方もいるでしょう。

ここで言っている塩も、お浄め塩のことです。

厄介払い的な意味合いも含まれているようです。

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