静電気に体質は関係ある?静電気の原因と対策
2016/08/09
冬になり、空気が乾燥してくると静電気が起こりやすくなりますよね。
階段の手すりやドアノブなど、金属製の部品に触れると突然バチッとしてびっくりしてしまいます。
しばらくは金属製品に触れるのが怖くなってしまうほどですよね。
でも中には、ほとんど静電気が起こらないという人もいます。
静電気が起こりやすい体質というものがあるのでしょうか?
ここでは静電気の起こる原因とその対策についてご紹介します。
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静電気体質というものはある?
静電気に体質は関係あるのでしょうか。
人間の体内にはわずかながら電気が通っています。
この電気を上手に放電できる体質と、放電できずに体内にため込んでしまう体質というものがあります。
電気にはプラスとマイナスがあり、プラスの電気が多くなるとマイナスの電気が移動してきてバランスがとられるようになっています。
人間の体内にプラスの電気が多いときに金属などに触れると、マイナスの電気が体内に移動してきます。
うまく自然放電ができずに電気をため込んでいると、そこに一気にマイナスの電気が流れ込んでくるため、その時に「バチッ」という衝撃が起こるのです。
つまり、体内に電気をため込んでしまう体質の人は静電気が起こりやすいということになります。
静電気体質になる原因は?
では、上手に自然放電ができずに静電気体質になってしまう原因は何なのでしょうか?
原因の一つに、血流が悪くなっていることがあります。
血流が悪くなると、身体が酸性化してイオンバランスが崩れます。
すると体内にプラスの電気が多くなり、バランスを整えるためにマイナスの電気を引き寄せてしまうと考えられています。
血流の悪化の原因は食生活や生活習慣の乱れなどさまざまなものが考えられます。
血流をよくするためには、食事や睡眠、運動など普段の生活を見直すことが大切になります。
もう一つの原因として考えられているのが乾燥肌です。
身体が十分に潤っていれば、体内の水分を使って電気が空気中に自然に放電されます。
しかし乾燥肌で体内の水分が少ない状態では放電ができず、体内に電気をため込みやすくなってしまうのです。
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静電気の対策方法は?
静電気体質になる原因を見てわかる通り、静電気対策には血流を改善することと、肌の乾燥を防ぐことが大切になります。
血流を改善するには、アジやイワシなどの青魚、たまねぎ、ナッツ類、納豆やわかめ、お酢などが効果的です。
これらの食材を積極的に取り入れるようにしましょう。
また、甘いものや肉類、油っこい食事は摂りすぎると血流悪化の原因となります。
お酒やタバコも控えた方がいいでしょう。
ストレスや運動不足も血流を悪化させるため、定期的にリフレッシュしたり、適度な運動を習慣づけるといいでしょう。
乾燥肌対策には日ごろからクリームやミルクなどでケアするとともに、身体を洗う際は強くこすりすぎたりしないように注意しましょう。
年齢を重ねると体内の保湿成分が減少していくため、アンチエイジングにも取り組むといいでしょう。
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