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勤労感謝の日の由来とアメリカがかかわった歴史

      2016/08/31

働く人々

日本人の三大義務と言えば、納税、教育、そして勤労です。皆さん忘れてしまってはいけませんよー。

この三つはとても尊いことですが、普段はあまり意識しませんよね。

特に子供の頃は父が働いていることは当たり前だと思っていました。

でも自分が社会人として仕事をするようになってから、父が会社で働いてお給料をもらってきてくれて、税金を払ってくれて、私に教育を受けさせてくれたんだと思って本当に感謝しています。

そんなことを思いつつ国民の三大義務の一つである「勤労」に関しては祝日がありますよね。

そう、11月23日の勤労感謝の日です。

なぜこの日が祝日になったのか、その由来をご紹介します。

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勤労感謝の日の由来

もともと11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」という祝日でした。

新嘗祭は宮中祭祀の一つです。

宮中祭祀とは天皇が国家と国民の安寧と繁栄のためにお祈りされる儀式のことで、新嘗祭の他にも元日に行われる四方拝(しほうはい)や、春分の日、秋分の日に行われる春季・秋季皇霊祭など約20件の儀式があります。

新嘗祭では天照大神をはじめ、すべての神様に初穂をお供えし、また天皇が自らその年の収穫を食されて神に感謝する儀式です。

新嘗祭

「新」は新穀を、「嘗」はご馳走を表すそうです。

日本書紀では飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まったと記されています。

明治に入って太陽暦が導入されるとそのままの暦だと翌年の1月が新嘗祭になってしまい、稲穂の収穫に合わなくなるので、新暦の11月の卯の日を新嘗祭の日にすることに決まり、11月23日になったのだそうです。

 

勤労感謝の日が誕生した歴史とアメリカの関係

戦後、GHQの介入により、新嘗祭という祝日が勤労感謝の日に名前が変更になったという歴史があります。

これはアメリカが日本を再び戦争に突入するような国にならないようにするために、天皇への尊敬の念を少しでも弱めたいという思惑があったからです。

新嘗祭だと天皇の国事行為ですから、そのような背景を国民の意識から遠ざけたかったのです。

アメリカには9月に労働の日(LaborDay)と11月に感謝祭(ThanksgivingDay)があります。

これをひっ付けたのが勤労感謝の日で、昭和23年に制定されました。

祝日法によると「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」という理念があります。

私達にとっては新嘗祭というよりも勤労感謝の日の方がしっくりいきますよね。

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最後に

11月23日には各地の神社で、収穫したお米を奉納したりなどの様々な行事が行われています。

皇室の縁が深い伊勢神宮では毎年この日に神様に感謝する行事が行われています。

稲刈り

神事ですから基本的に非公開ですが、一部の儀式は観光客でも垣間見ることができるそうです。

こういう日を狙って観光してみると良いですよね。

また、勤労に関する各種イベントともこの日にはよく催されます。

例えば東京の豊洲と兵庫県の西宮にあるキッザニアではお子さんがお仕事を体験することができるので大変人気です。

いつもは仕事をすることが当たり前のような気がしますが、この日ばかりはお互いに「ありがとう」と言いたいところですよね。

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