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台風の目ってどんなもの?中はどうなっているの?

      2016/08/13

台風

台風の時期になると、『台風の目』という言葉を耳にすることが増えます。

皆さんは台風の目をご存知ですか?

『聞いたことはあるけれど、実際はどんなものか分からない』という方も多いのではないでしょうか。

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台風の目って何?

別名『熱帯低気圧の目』とも呼ばれています。

台風やハリケーンなどの熱帯低気圧の渦巻きの中心にできるもので、空洞になっているのが特徴です。

しかし、台風がくるからといって、必ずしも目ができるわけではありません。

台風は積乱雲が集まった渦巻きのことですが、この段階ではまだ目はできていません。

ではどうなるとできるのか。

それは、積乱雲がさらに渦巻き、まとまった状態です。

そうすると中心付近に遠心力が加わり、中心付近の気圧の差がほとんどなくなってしまいます。

そしてできるのが目です。

ぽっかり穴が開いたように広くなり、中心付近には風が入り込めなくなります。

台風

一方で空洞の外壁は、雲によって壁が作られているのが特徴です。

『目の壁』『眼の壁雲』などと呼ばれており、英語では『eyewall(アイ・ウォール)』と名付けられています。

この壁は、目を囲んでいる台風の雲の内壁にもなります。

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目の中はどうなっている?

先にも述べたように、目の中は空洞になっています。

では、その空洞の中はどういう状況になっているのでしょうか?

よくいわれるのは、『青空』です。

台風のときに起こる目の中が快晴となるとは驚きです。

もちろん、台風のさなかに起こる現象ですから、周りは雨や風が吹き荒れ、暴風雨になっています。

それにもかかわらず目の中は晴れているといい、場合によっては雲ひとつない晴天になるともいわれています。

また、気圧の差もありませんから、風もなければ雨も降らず、『本当に各地では台風が起こっているの?』と唖然としてしまうほどです。

 

ただ、目の中を体験することは少ないのが現実。

青空が広がるといわれても、本当なのか疑っている人も少なくないと思います。

しかし、実際に目の中に突入したという飛行機の映像が残っていますから、それを見ると一目瞭然です。

信じられない人は、ぜひ一度見てみてください。

 

目の形成と消滅

台風の予想図

上空から見ると、渦巻きの中心に空洞ができているのが分かります。

この空洞の形成については先にも述べましたが、積乱雲がまとまってくるとできてきます。

そのため、ただの台風でできるものではありません。

では、消滅までの過程はどうなのでしょうか?

 

熱帯低気圧が発達してから最盛期を迎えるまでは、中心の気圧が突然下がることはありません。

さらに規模もほとんど大きくなりませんから、目も小さくなります。

最盛期を過ぎると、中心気圧が少しずつ上がってくるため、目も拡大していきます。

ただこのような状況は熱帯低気圧が衰弱期に入った場合です。

この頃は形も崩れ、目を判断しにくくなります。

衰弱が進むと、目は完全に消滅してしまうでしょう。

ちなみに、温帯低気圧化になっても目は消滅するといわれています。

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