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部屋が乾燥しない暖房機の種類と特徴

      2016/07/10

暖房には電源による種類と方式による種類がある

暖房機

冬場には暖房は欠かせませんが、使用する器具によっては室内が乾燥して、肌がカサカサになってしまうリスクがあります。

また、喉の乾燥がひどくなると風邪をひきやすくなるので、適切な湿度を保つことが大切です。暖房器具は主に石油、電気、ガスを熱源としています。

さらに、器具によって対流式、伝導式、輻射式の3種類の温め方があります。

それぞれに得意とする温め方があるので、種類と特徴を確認して適切な方法で使用すると、経済的にも熱効率的にもベストの使い方ができます。

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暖房方式の種類と特徴について

・対流式暖房は、対流式は室内の空気を温める器具で、温まった空気を対流させることによって室内を温める方式です。スイッチを入れた後から温まり始めるまでの時間が短いので、即効性のある暖房器具です。たとえば、エアコン、ファンヒーターなどが相当します。温まりやすい反面、空気が対流することから、室内のちりやほこりが空気中に漂いやすいです。同時に空気清浄器を使用すると安心ですよ。

 

・輻射式暖房は、いわゆる遠赤外線暖房がこれにあたります。本体に取り付けられたパネルから遠赤外線が放射され、室内の空気をじんわりと温める効果があります。スイッチを入れてから温まるまでに時間がかかるので、寒い外から帰った時にはあまり適していない暖房機です。ただ、いったん温まると部屋の隅々までじんわりと温かいです。空気を対流させる方式ではないので、ほこりが立ちにくいです。代表的な器具はオイルヒーター、ハロゲンヒーターなどです。

 

・伝導式暖房で代表的なのは電気毛布、ホットカーペット、こたつです。これは、直接熱源を体に密着させるので、体が最も温まりやすい暖房方式です。空気が対流しないのでほこりは舞いにくいですが、室内を温める効果はありません。

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部屋が乾燥しない暖房機とは

色々な種類の暖房器具がありますが、最も部屋が乾燥しやすいといわれているのはエアコンです。

温かい空気を対流させる方式が良くないようで、3時間程度連続運転しただけで室内の湿度はグンとさがります。

対して石油ストーブやガスファンヒーターは乾燥しないと思っている人が多いですが、この2種類は燃焼時に水蒸気が発生する仕組みになっているのが理由です。

 

湯たんぽが再び人気になっていますが、電気毛布は肌やのどの乾燥を助長するといわれたことが理由です。

湯たんぽは布団をじんわりと温めて、一晩使っても喉が乾燥する心配がありません。

また、エアコンは加湿器との併用が必要ですが、他にも、セラミック・オイル・ハロゲンを熱源としたヒーター、床暖房、電気ストーブも併用したほうが乾燥予防になります。

一方、反射式石油ストーブ、ガス・石油ファンヒーターは乾燥しにくいので加湿器がなくても大丈夫です。

しかし、どの暖房機も長時間使用すれば乾燥は避けられません。

気が付かないうちに乾燥した空気の中にいるので定期的な水分補給が必要です。

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