簡単手作りクリスマスカードとメッセージの書き方
2016/07/29
キリスト教徒でなくてもOK
そもそもクリスマスを日本に紹介したのは、フランシスコザビエルだとされています。
ですが、一般的に知られるようになったのはもっと遅く、時代で言うと明治後期で、文明開化の波が急速に訪れたころです。
クリスマスを年末のイベントとして楽しむようになったのは、戦後のことと言われています。
銀座の飲食店がお土産用としてクリスマスケーキを用意したことが始まりとされる説は有名ですよね。
クリスマスはもともとキリストの生誕を祝って行われたもので、今でも国や地域によっては非常に宗教的な意味合いが濃い行事で、この時に挨拶状として贈られるのがクリスマスカードです。
ただ、日本ではもっぱら楽しいイベントのひとつとして楽しむ人が多いので、カードもバリエーションが豊富です。
また、ヨーロッパ、アメリカをはじめとする世界各地でも、年末年始の挨拶状として交換をする人々も多いです。
このため、キリスト教と関係がなくても送ることには問題はありませんが、もし、送る相手が敬虔なクリスチャンだった場合、そしてあまり親密でない関係の場合には、注意が必要なんです。
そして、相手がキリスト教徒でない場合には、定型文の「メリークリスマス」の文言は使わないほうが無難です。
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カードの文例や送り方に決まりは?
楽しいイベントとしてとらえている場合には、市販のものでは物足りないと感じる人も多いですよね。
ネット上にはプライベートの使用なら無料で使えるフォーマットやデザインがたくさんあるので、パソコンがあれば簡単に手作りのカードが作れてしまいます。
スマートフォンや携帯でメール形式で送れるサービスもあるので、利用してみると楽しいですよ。
友達同士でワイワイと送りあうのなら、メリークリスマス、の文例を気軽に利用しても大丈夫です。
また、文面は定型の文言につけてメッセージを書き添えるのが一般的ですが、書き方には特に決まりはありません。
あなたに幸せが訪れますように、とか、たくさんの喜びと幸せがありますように、などが一般的です。
日本人は別途で年賀状を出すことが多いですが、外国では、同時に新年の挨拶を付け加えることも多いです。
そして、相手に届ける時期は、12月に入ってから当日までの間ならいつでもかまいません。
国内なら2日もあれば届きますが、海外に送る場合には、通常でも1週間程度かかるので、郵便物が混雑するクリスマスシーズンには早めに出すと良いですね。
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デザインの基本は緑と赤
どのようなデザインでも自由ですが、ヒイラギの緑と赤が基本です。
ヒイラギは常緑樹で冬でも鮮やかな緑の葉をつけていること、生命力の象徴である血の色をした赤い実をつけていることがモチーフとして利用されている理由です。
ポインセチアを用いる人もいますが、ヒイラギが正統派なんですよ。
他の図柄には、サンタクロース、教会、トナカイとそり、雪だるま、装飾をしたツリーなどが一般的です。
ごく親しい間柄に出す場合には、家族写真をデザインに取り入れる人もいます。
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