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日本の左側通行はいつから?理由は武士の国が関係している?

      2016/06/08

道路

日本の道路は一般的に左側通行です。

左側通行には古い歴史があるのは知っていますか?

あたり前のように左側通行をしていますが、その理由を知ると驚くかもしれません。

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いつから左側通行?

左側通行は、江戸時代にまで遡ります。

ドイツ人の医師であるケンペルは、1690年~1692年に日本に滞在し、長崎街道・瀬戸内航路・東海道を巡りました。

そのとき、ケンペルは書物『日本誌』にこのように記しています。

『日本の道路は清潔に保たれている』『行き先を示す標識もあり、左側通行のルールが徹底されていた』。

日本誌には、左側通行であることの驚きが書かれていたといいます。

そのため、日本が左側通行だったのは江戸時代からだったということが分かります。

 

しかしなぜ、日本は左側通行になったのでしょうか?

 

左側通行になった理由

武士

当時、路地が狭かった日本では、対面で右側通行になったときに、刀の鞘同士がぶつかってしまうためでした。

要するに日本が『武士の国』だったことが大きく関係しています。

刀は左腰に差していますから、狭い路地では対面のときにぶつかってしまいます。

それを防ぐために対面で左側通行というルールが武士のルールになったというわけです。

 

江戸時代が終わっても、左側通行である英国と友好関係を築くために、日本では『左側通行』が正式な交通法になったといわれています。

ちなみに、世界ではもともと左側通行が基本でした。

これは古代ローマの遺跡から発見されており、その頃から左側通行だったことが判明しています。

また利き手にも密接な関係があったとか。

右利きの割合のほうが世界人口でも多く、それによって通行方向も自然と左側になったといわれています。

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左側通行から右側通行が広まった理由

しかし、昨今では諸外国のほとんどが右側通行になっています。

その理由は、ナポレオンが関係しており、彼が右側通行を定着させたといわれています。

そのため、彼が征服した国は、右側通行に。

現在も尚、左側通行を採用している国は、ナポレオンに征服されなかった国です。

イギリスはその国として有名ですが、日本もまたナポレオンによる支配がなかった国のひとつとして知られています。

ナポレオン

でもなぜ、ナポレオンは右側通行にしたのでしょうか?

理由はとても単純です。

ナポレオンが『左利き』だったからです。

先にも述べたように、利き手と通行方向は密接な関係があります。

利き手が左であれば、左側通行には違和感を覚えるでしょう。

しかし、左利きの説以外にもいくつかの説があることが判明しています。

 

1つ目は、ナポレオンによる軍隊の戦術です。

高度に動き回れるようにするため、右側通行を定着させました。

2つ目は、銃社会に変わったことによる右側通行です。

銃は、目標のマトに向かって上半身を左方向に向けます。

そのため、右側通行にしたという説です。

他にも、荷馬車が大型化したことなど、さまざまな説があるナポレオンの右側通行。

決め手となる説はありませんが、総合して考えると、利き手と通行方向ということなのかもしれません。

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