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重陽の節句とは?お祝いの食べ物と菊との関係を知ろう

      2016/06/04

重陽の節句とは

菊
暦には神事、農事、などにかかわる様々な節目があります。

そして、その節目ごとに名前がついていて、その時々で独特の行事があります。

重陽は五節句のひとつで、9月9日に不老長寿を願って行われる神祭です。

菊の節句と呼ばれることもあります。

邪気を払う力があると信じられていたことと合わせて、花もちが良く切り花にしても長く楽しめる寿命の長さが、不老長寿に通じると考えられていました。

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どんな行事があるのかな?

行事としては、それぞれが丹精込めて育てた花を持ち寄ってのコンクールがあります。

また、様々な種類や色の花を人形の形にして見せる試みもされています。

これらは、現在まで続く秋の行事のひとつとして楽しまれています。

他には、行事とは少し趣が異なりますが、綿に花の香や夜露をしみこませて体を清める被せ綿、湯船に花びらを浮かべて香りを楽しみながらリラクゼーションの恩恵を受けたり、花びらを詰めた枕を作ったり、といったことも行われています。

 

この日に供される食べ物は何?

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この日のための食べ物としては、花びらを漬けこんだ香り高いお酒があります。

もってのほかという名前の食用菊を使った料理があります。

ネーミングの由来は、天皇家の御紋を口にするなんてもってのほかである、とか、もってのほかおいしかったから、などと言われています。

食用の花はエディブルフラーとも呼ばれ、現在でも秋になるとスーパーなどに並べられていますし、山形など東北地方では現在でも郷土料理のひとつとして、多くの家庭で食べられています。

また、刺身のつまとして添えられていることもありますが、これは抗菌作用に優れているため食中毒予防として添えられているのです。

この他にも秋の味覚を食材とした料理が振る舞われます。

たとえば、栗ご飯、秋ナスの料理の品々、花をかたどった和菓子などがあります。

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五節句とは

もとは中国から伝わった神事ですが、宮中行事と合わさって日本独特の風習となったのが五節句です。

江戸幕府によって、式日に定められたため、公家や武家の間で行われる正式な行事となりました。

これが、一般庶民の間にも定着して現在でも習慣として残されているのです。

本来は旧暦で行われていたものですが、太陽暦へ切り替えられた際にそのままの日付で残されました。

ちなみに五節句とは1月7日の人日、3月3日の上巳(現在は桃の節句・ひな祭りと呼ばれていますね)、5月5日の端午、7月7日の七夕(本来はしちせきと読んでいました)、そして9月9日の重陽です。

全て、奇数が連なった日ばかりですよね。

これは、奇数は縁起が良い数字とされていることに由来しています。

これらは縁起が良い日であることを喜び、縁起が悪くならないように厄払いをする日という意味合いがありました。

現在では、知らない人もいるくらい影が薄いですが、かつては陽が重なっていることから最もおめでたい日という認識が強く、盛大な行事が行われたという記述が残っています。

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