喪中はがきを出す時期と送る範囲は?例文は?切手は?
2016/06/28
喪中はがきの出し方について
身内に不幸があった翌年には年頭のあいさつは控えるのが一般的です。
そのための断りを入れるのが喪中はがきなので、知らせるべき相手に対して非礼にならないようにすることが大切ですよね。
誰に、どんな内容で、いつまでに出せばいいのか、そして、どんなはがきを使用すればマナー違反にならないのか、特別な切手があるのかなどを、しっかりと確認しておきましょう。
その前に、喪中にするのはどんなケースかを知っておくことが大切です。
基本的には、1親等の親族で、両親・配偶者・子供が対象範囲です。
それと、2親等の親族にあたる兄弟姉妹・祖父母・孫も対象になります。
これはあくまでも基本で、同居しているか・いないか、で判断する人もいますし、2親等の範囲外でも、故人の死を悼みたいと、喪中にする人もいます。
特別な決まりがあるわけではないので、自分の気持ちを大切にするといいでしょう。
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いつまでにどんなはがきで出せばいいの?
喪中を知らせるはがきを出すタイミングに厳密な決まりはありませんが、常識で考えると、多くの人が年賀状の準備を始める前には届くように出したいですね。
11月中に届く場合もありますが、12月の初旬から遅くとも中旬までには出すようにしましょう。
毎年、年賀状のやり取りをしている友人・知人にはもれなく送るようにします。
出し損じたりして先方から年賀状が届いた場合には、松飾がとれる7日以降に寒中見舞いで返事を出すのがマナーとしてかなっています。
内容には新年の挨拶をもらったことに対するお礼、年賀を欠礼したお詫びを書きます。
喪中はがきには決まった形式があるわけではありませんが、郵便局では専用のはがきを発売しています。
私製のはがきを使用する場合には、郵便局では弔事用の切手を販売しているので、それを利用しましょう。
デザインにもこれでなくてはならないという決まりはありませんが、弔事に似合わないカラフルな色使いや図柄は控えるのが常識です。
はすの花、スイレン、波紋などをグレーを基調にして印刷すると良いですね。
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どんな文面がふさわしいのでしょうか
弔事はそう頻繁にあるものではありませんので、出し慣れているという人はあまりいません。
そのため、どのような文面にすればいいのかわからないという人も多いです。
毎年、時期になると印刷ショップなどでは、文例を見本に印刷したものが店頭に並べられますので、その中から選んで、故人の名前や続き柄などを差し替えて依頼すれば簡単です。
自分で印刷する場合には、どれかを例文にして利用すればマナー違反になる心配がありません。
ネット上にもいろいろな情報があるので、検索してみると例文がいろいろと探せますよ。
それと、故人の年齢を記載する場合には、数え年にします。
弔事においては薄墨にするのが基本ですが、亡くなった日時が直近でなければ薄墨にしなくても大丈夫です。
とにかく、自分は親しい人を亡くして、悲しくて喪に服している状態のため、新年の挨拶は控えさせてください。
という気持ちを伝えることが大切なのです。
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