小学生低学年のための読書感想文の書き方 とコツ
2016/05/17
小学生の夏休みの宿題といえば、『読書感想文』が欠かせません。
小学生低学年にとって、読書感想文は難題。
どのように仕上げたら良いのか、書き方が分からないという子供は少なくないでしょう。
だからといって、親が仕上げるわけにはいきません。
そこで、小学生低学年でも書きやすい読書感想文の書き方とコツを伝授します。
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本の選び方と読み方
読書感想文といっても、小学生低学年の場合、難しい本を選んでしまうと大変です。
童話や絵本でも十分読書感想文になりますので、読みやすい・理解しやすい・子供が楽しめる本を選びましょう。
図書館に行くと、小学生低学年におすすめの本が並んでいます。
本を買うよりも選びやすいので、夏休みは一緒に図書館に行って好きな本をいくつか借りてみましょう。
本を選んだら本を読ませます。
ひとりで読めるのがベストですが、できない場合は読み聞かせでもOKです。
小学生低学年でも3年生くらいになってくるとひとりで読む子供が多いと思います。
好きな方法で読ませ、読書感想文に取りかかってください。
ちなみに、本を読むときはところどころ感想のポイントを引き出しましょう。
そうすることで読書感想文が書きやすくなります。
コツは、登場人物の特徴・印象に残ったシーン・人物やシーンに対してどう思ったかなど。
この3つを引き出すだけでも、読書感想文は書きやすくなるでしょう。
ここで注意してほしいのは、『親の感想はあまり入れない』こと。
自分がどう思った方を積極的に聞くようにしましょう。
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読書感想文の書き方
感想を引き出したら、いよいよ読書感想文を書きはじめます。
コツは、前半・中盤・後半で分けることです。
前半には、本を選んだ理由を書きます。
このとき、『親が決めたから』という書き方は避けましょう。
単純に興味をそそられたということを書くだけで十分です。
小学生低学年ですから、あまり難しい書き方をする必要はありません。
中盤に、いよいよ本の感想を書いていきます。
登場人物の特徴やおもしろかったシーンなどは、ここで書きましょう。ストーリーに沿って感想を書くのは難しいですから、多少話が前後しても問題ありません。
後半は、本を読んでいてもっとも印象に残ったことを書きます。
きちんとまとまるように書くのがポイントですが、『登場人物が優しかったので、私(僕)も人に優しくできる人になりたいです』というような書き方でもOKです。
このような流れで読書感想文を書いていくと良いと思います。
もし文字数が少ない場合は、中盤を長くするとGOOD。
前半・後半はシンプルかつ分かりやすく、中盤で内容の濃いものにしましょう。
読書感想文で大事なこととは
あくまで小学生低学年が書くものですから、子供の気持ちを優先してあげることが大切です。
小学生低学年ですと、つい親も手伝ってしまい子供らしさのない読書感想文になることが多いといいます。
小学生低学年ならあまり神経質にならず、思ったままを書かせてあげるのでも十分でしょう。
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