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時の記念日の由来と制定の経緯とは?

      2016/04/20

時計

時の記念日とは、日本にある記念日のひとつで、毎年6月10日になります。

日本人がもっと時間を大切にしようという意味から制定されました。

そんな時の記念日の魅力についてもっと掘り下げてみましょう。

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時の記念日の由来

はじめて『時の記念日』を知ったという方もいるでしょう。

時の記念日ができたのは、遥か昔に遡ります。

天智天皇の時代に、はじめて日本に設置された時計が水時計の『漏刻(ろうこく)』でした。

その日がちょうど6月10日だったため、この日を時の記念日として、日本ではじめて時を刻み鐘を打った日として残ったのです。

そのため、日本書紀にはこのようなことが記されています。

『漏刻を新しき台に置く。はじめて候時を打つ。鐘鼓を動す』。

 

水時計は、日時計よりも正確に時間を示します。

当時の人にとっては重宝されたといわれています。

制定の経緯とは

時の記念日として正式に制定されたのは、1920年になります。

東京天文台生活改善同盟会が制定し、東京天文台は現国立天文台に当たります。

日本人がきちんと時間を守り、生活を改善、合理化を図るために制定された時の記念日は、時間の大切さや時計があることの大切さを知ることができるようになりました。

制定された当初のスローガンは『時間を守る』

現在は、『過ぎ去った時間の尊さを考える日』として、意味合いも変わっています。

 

とはいえ、記念日ではあるものの国民の祝日ではありません。

あくまで時間の大切さを尊重する日ですから、6月10日は平日になります。

そのため、時の記念日を知らない方も少なくないでしょう。

制定された当初は、1920年5月16日~7月4日に渡って東京教育博物館で『時の展示会』が開催されました。

また1921年以降も生活改善同盟会によって20年以上に渡って全国各地でイベントが行われました。

特に子午線上にある明石市では、時のウィークが行われ、天智天皇を祀っている近江神宮では漏刻祭が開催されています。

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時のウィークと漏刻祭について

時のウィークは、明石市で行われているイベントのひとつです。

毎年時の記念日にちなんで開催され、2016年は6月12日(日)がメインデーになります。

明石市は、ご存知のとおり東経135度、日本標準子午線が通っている町です。

時のウィークでは、毎年6月10日を含む1週間、明石公園などでイベントが開催されます。

ダンスパフォーマンスや子午線通過記念証配布など、各種イベントが開催されますので大人も子供も楽しむことができるでしょう。

近江神宮

漏刻祭は、滋賀県大津市にある近江神宮で行われます。

ここは、天智天皇の古都、近江大津宮跡に鎮座している神社で、琵琶湖西岸の山裾にあります。

毎年時の記念日には大手時計メーカーが新製品を納めに訪れます。

神事の途中には舞楽が行われ、演目は毎年異なります。

境内にはさまざまな時計が飾られており、日本最初の水時計も祀られています。

また漏刻祭の際には、古代火時計の大きな香も置かれます。

香が置かれるのはこの日だけ。

他の祭事では置かれませんので、行かれる方はぜひチェックしてみてください。

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